次に繋がるために
花もすっかり茶色になり、干からびてきた紫苑。
でも、枯れた花の中では
次へ命を繋ぐための準備が始まっていたんだ。

ひとつだけ摘んで中身を見てみたよ。

こうしてみてみると
タンポポの種と、とっても似ている。
種の部分は、まだとっても細くて薄くて。
熟化は、まだこれからなのかな。
庭に植えられている紫苑は
もう、地上に延びた部分は剪定されている頃なんだ。
けれど、自然のなかで自生する紫苑は
だれも剪定はしないから
この部分がもっと熟して重くなった頃に
風に乗り種は遠くに旅に出る。
根をしっかりと地に付けた紫苑は
自らも来年の開花に備えて根を成長させ
役割を終えた花は種となり
次の世代を残していくんだね。


